リッチモンド
 

Luxury Smokers Ltd.
住 #145-6660 Graybar Rd. Richmond
電 604-278-4409
営 月〜金 9:00〜17:00 土・日 休業

 
 リッチモンド奥様リポーター、服部さんの「ここのサーモンを食べたら他は食べられない」というお墨付き水産加工工場がこちらである。それほどの味なのにこの会社があまり世間に知られていないのは、一部のお土産店を除きカナダ国内に卸されていないから。加工品はすべて日本の市場が対象で、取引先は日本国内の大手スーパーやデパートなど。そのため、品質・味ともに最高の品質が要求される。そんなおいしいものを我々カナダ在住者だっていただきたいものだが、ありがたいことに当工場では小売もしてくれるという。しかも製造元ならではの新鮮さ・値段に加え、半端ものや試作品などのアウトレットも手に入るという、消費者にとってこれ以上ない条件だ。
 気になるお味の方だが、さっそく試食。これはすごい! 看板商品の紅鮭のスモークサーモンは深く美しい色をし、脂が乗り、しっとりジューシーだ。今までのスモークサーモンに対するイメージを完璧に根底から覆された。鮭の旨さを凝縮したような味。旨い。社長、原田さんの説明があやうく馬耳東風になるところであった。新製品の「スプリングサーモン(和名マスノスケ)ジャーキー」は、みりん干しに近い味付けに粗引きの黒胡椒が効き、ビールに最高であることが容易に想像できる。こちらも市販されているサーモンジャーキーとはまったく違う代物である。
 こんなすばらしいものを作っているのは山形出身、気さくで人情のある前出の原田敏明さんだ。89年に会社設立以来、商品開発も自身がすべて行うという。神戸でシェフをしていたときにカナダのサーモンと出会い、現在のビジネスの発想が生まれたそうだ。原田さんのポリシーは「添加物なし、素材の持ち味を生かす、衛生に気を配る」。その努力が功を奏して、当社は政府認定工場となっている。
 オススメは原田さんが「クズ」と呼ぶスモークサーモンや塩鮭の半端もの。味は正規のものと変わらないのにお値段はどちらも半額近くである。「サンドイッチにはこれがいい。実は『クズ』は1番おいしい部分が入ってるからね。鮭の塩カマも安くて旨いよ」と商売抜きに語ってくれる原田さん。さらに日本へのお土産用には無料で保冷用の箱を提供してくれるそうだ。
 あまりのおいしさに感動、夕飯用にとリポーターが買い求めた「マグロのたたき」がとろけるように旨かったのも付け加えておこう。

従業員から「働きすぎ!」といわれるほど率先して働く原田さん。3人の息子も手伝う。
スモークサーモン$8(200g)、ジャーキー$5(100g)〜、塩鮭$6.75(300g)_
 
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