ラングレーフォート・ラングレー特集
 

自然と歴史と開発が共存する町

バンクーバーからHwy 1を東に車を走らせること約40分。
のどかに広がる牧草地には牛と馬が、これまたのんびりと草を食む。
今回の特集はバンクーバーのベッドタウン“ラングレー”と
開拓時代の歴史が残る町“フォート・ラングレー”をフォーカスしたい。

 
ラングレー
 ラングレー市は、バンクーバーから車で南東に30〜40分ほど、カナダを横断する全長7千8百キロの#1ハイウェイから臨む、最初の郊外タウンだ。近年開発が進んでいるが、まだまだ雄大な自然に囲まれ、農地も多い。農家の広大な土地は「これぞカナダ!」と思わせるスケールである。乗馬用の馬を所有している家庭も多く、朝夕はそんな乗馬風景が一般道で見られるのもラングレーならでは。
 東部にはローワー・メインランド発祥の地「フォート・ラングレー」があり、バンクーバーの歴史を学ぶこともできる。ここはアンティークでも有名である。
 現在、開発や市民の生活の拠点となっているのは「ウィローブロック」。逆にラングレー市役所があるダウンタウンは、時が止まったように静かな古い町のままだ。
 今回はそんないろいろな顔を持ち合わせたラングレーの楽しみ方とお得情報を満載。まだラングレー未体験の読者諸氏、Cocoマガ片手に出かけてみよう!

(市の概要)
市制…1955年3月15日
人口…約2万4千600人
面積…約10
フォート・ラングレー
 ハイウェー 1を北へ、フレーザーリバーのすぐ側に位置するフォート・ラングレーは、映画の撮影にもよく使われる、鬱蒼とした緑や花々と、アンティークな建物が美しい町。先に述べた歴史の町であり、すてきなギフトやマニアックなアンティークのお店も建ち並ぶ。メープルリッジにもアルビオン・フェリー(無料)でほんの10分という足の便のよさで、常に人々で賑わう。

 フォート・ラングレーは、ベイ・デパートで知られるHBC(ハドソンズ・ベイ・カンパニー)が中心となって開発された。彼らの功績なくして現在のバンクーバーの繁栄は語れない。そのHBCの1850年代当時の姿が歴史博物館として再現されているのがこのナショナル・ヒストリック・サイト(国定史跡)である。各ブースのコンパニオンも、皆当時の衣装で出迎えてくれ、200年前の生活ぶりがリアルに展示されている。建物のひとつ『Store House』は1840年代のもの。シアターでは歴史を説明するビデオが自由に見られる(日本語の吹き替えあり)。庭園では砂金採集の疑似体験ができるのもおもしろい。
 近隣には他にも博物館が2カ所あるので、一日かけてゆっくり歴史を追ってみるのもいい。
'57年創業のアルビオン・フェリー。一度に150人の乗客、24台の乗用車を運搬できる。

Fort Langley National Historic Site
住 23433 Mavis Ave. Fort Langley
電 604-513-4777
営 3月〜10月 10:00〜17:00(無休)
   11月〜2月 団体のみ(要予約)
料 大人$5.75 小人$3.00
   家族(7人以下)$14.50
国定史跡となっているHBC跡。歴史博物館として一般公開。
フォート・ラングレーのお袋の味!
Wendel's Bookstore & Cafe
住 103-9233 Box 1180 Glover Rd. Fort Langley
電 604-513-2238
営 7:30〜22:00 年中無休(12/25、26を除く)
Web http://www.wendelsonline.com

 フォート・ラングレーの中心部、フェリー乗り場の手前の河沿いにあるこのお店はオープンして6年、すっかり町の顔である。すべて手作りのヘルシーメニューは季節感を重視。材料も地元産物を使用、アレルギー対応メニューもあり、という細かい心配りも人気の秘訣だ。レシピはウェンデル家の料理上手な母親直伝のものばかり。素朴なデザート類は特におすすめだ。季節の果物を使ったパイはすぐに売り切れるので早めに訪れたいもの。本屋の片隅といったカフェブースだが、侮るなかれ! メニューには本格ディナーまである。また、無線LANをどこよりも早く設置、仕事や勉強にも対応した最新IT環境も整っているという、他に類を見ないカフェだ。

大人気、季節の果物のパイ。この日は苺のパイだったがすでに売り切れ!
空からラングレーを見よう
Langley Flying School INC.
住 Langley Airport-Hanger 4-B, 5333 216th St. Langley
電 604-532-6461
営 9:00〜18:00 無休
Web http://www.langleylyingschool.com

 ラングレー・エアポートは、実際に機体を展示している飛行機歴史博物館や、関連グッズを集めたギフトショップ、飛行機好きの集まるカフェ(その名も『Flights』 ! )などがあるユニークな飛行場だ。軽飛行機やヘリコプター、気球をチャーターしたり、また体験飛行もできる。
 エアポート内の『ラングレー飛行学校』は、BC州から表彰を受けるほどの実績のある学校。国外からの生徒も多い。こちらの学校で、Coco読者のために特別価格のチャーター飛行を実践してくれるという。要予約で、予約は早めに(できれば1週間前くらいに)。その際、必ず「Cocoマガジンを見た」と伝え、当日はCocoマガジンを持参するのを忘れずに。
 希望すれば体験操縦も可、アクロバット飛行もしてくれるそう。こんな体験もカナダならでは!
Cocoマガ特別価格:1機
30分 $50.00→$29.99
60分 $138.00→$99.99
*税別。他にマナーとしてチップも用意すべし。

「Cocoの皆さんお待ちしてます!」とは、パイロットのアダム・カタギリさん。
乗馬で自然を満喫!
Back in the Saddle Again
住 1036 208th St. Langley  電 604-534-3264
営 9:00〜17:00 無休 
Web http://www.trail-rides-bc.com

 ラングレーといえば乗馬。せっかくカナダに住んでいるのだから、まだ乗馬未体験ならば絶対に1度は乗ってみよう! 特にここの乗馬のコースは、壮大なキャンベル渓谷公園を巡るコースで、たっぷり1時間、完全に異次元空間にトリップできる。馬がたまにいうことを聞かないのもご愛嬌。「道草を食う」という言葉の語源を体現できるかもしれない。
 値段も良心的価格で、1時間35ドル(平日価格。週末は早朝以外40ドル)。10人以上で10%引きとなる。要予約。

のんびりと開拓時代に戻ってみましょう。
お馬さんはいつの時代も良き友だ。
古い町に超近代的建物出現!
COLOSSUS
住 20090-91A Ave. Langley 電 604-513-8747
Web http://www.famousplayers.com/

 『スター・ウォーズ エピソードT』の公開時に合わせて鳴り物入りでオープンした、19の上映室にIMAXも備える巨大映画館。円形の建物は近未来的で、内部もバーやアーケードコーナーなどが充実。アミューズメントパーク的な要素があり、わざわざ遠くからやってくる客も多い。やはり行くなら火曜日がお得。

宇宙人上陸をイメージしたUFO型の建物。館内中央には降り立った宇宙人もいる!
新鮮でお得! 農学部の野菜と花
Kwantlen University College Langley Campus
住 20901 Langley By-pass Langley  
電 604-599-3299(直通)
営 毎週水曜13:00〜15:30

 地元の奥様たちに大人気のこちらは、クワントレン大学農学部ハウス栽培技術科の学生さんが実習で育てた野菜や花を販売する、週1回の構内市場。人気の秘密は値段の安さもさることながら、味と品質の良さ。商品はそのときによるが、トマト3種、きゅうり、各色ピーマン、ナス、季節の花など。特にプチトマトはここのを食したら、もう他のものは食べられないほど。そのためプチトマトだけは開店から10分ほどで売り切れるとか。

皆1時前から並ぶ! ミニトマトは一瞬でなくなった。
 
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