夏が来ると一斉に鳴き出すセミの声、やがて、鈴虫の音色が秋の訪れを告げるように、日本では虫の声が季節の風物詩の一つであった。いつの頃からだろう? そんな虫達を「気持ち悪い」とか「怖い」と思うようになってしまったのは…。
大人にも優しいラボ
子供達は虫が大好きだ。そんな子供達のために「少しでも虫と触れ合う機会を持ってもらいたい」と始められたのが『The
Bugs Lab Invertebrate Zoo』だ。以前は学校訪問などで子供達に昆虫を見せていた昆虫研究者のJenniferさんが、1年半ほど前にラボをオープン。学校のツアーグループや一般の人々に、36種類の昆虫を公開している。
展示されているのは、亜熱帯や熱帯雨林などに生息する、カナダではお目にかかれない昆虫が中心で、中には毒蜘蛛で有名な「タランチュラ」や「サソリ」もいる。さらに、ステックバグ(カマキリのような昆虫)や大人が敬遠したくなる虫(是非確かめに行ってください)にも触ることができる。
ラボと言っても、ここには堅苦しさや冷たい感じはなく、ポップなイラストのポスターが飾られたり、高い天井が明るい雰囲気で、昆虫の入ったガラスケースは白木の台に置かれるなど、キュートなインテリアでまとめられている。
ここでは、昆虫をただ見学するのではなく、見学者はみな専用の白衣をまとい、虫に関する質問が書かれたプリントの質問を考えながら見学するという、参加式のスタイル。質問はいたって簡単な内容だが、子供達のグループにはスタッフのメンバーが参加し、疑問や質問に答えてくれる。
ラボで虫達を見学し、触れた後は、入り口にあったギフトショップも覗きたくなるだろう。虫をモチーフにデザインされたアクセサリー類やら文房具類、おもちゃや本といった昆虫に関するあらゆる物が所狭しと置かれている。センスの良いギフトショップは、子供だけでなく大人にも魅力的。帰る頃には虫嫌いの大人達も、少しは虫が好きになっていることだろう。 |
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外観は普通のギフトショップにしか見えない

ラボの中も明るく楽しい感じ。
子供達はまるで本物の研究者のように真剣だ |