棚とカーテンレールの取り付け
 

春の到来とともにお部屋の中も明るくしたい!手軽に模様替えするならこんなアイディアはいかが?カーテンを替えたり壁に棚を付けてみたり…今回はそんな時に知っておけば役立つは失敗しないビスの打ち方をご紹介。

 
せっかくきれいに修理した壁、またはペイントしたばかりの壁に、もう無駄な傷はつけたくない…しかし、壁に絵をかけたり、棚をつける時に上手くいかなかったという経験があるのでは? そこで、マイクさんに上手な壁の取り扱い方法を伺った。

カナダの常識
一家に一台? 電動ドライバー

 前回(Coco12月号)、壁の修繕に気を良くしたY宅。その後、ペイントにも初挑戦し、すっかりリフレッシュ。そこで、さらに新しいカーテンレールと棚を取り付けたいのだが…実は過去に何度も失敗している。そう、柔らかいドライウォールの壁にハンマーで釘を打ち付けるとポロポロと周りが崩れてくる。 そこで、マイクさんにご登場頂いた。マイクさんが取り出したのは、ハンマーではなく電動ドライバー。マイクさんの指示のもと、電動ドライバー初体験の主婦が、実際に電動ドライバーを使って、釘を打つのではなく、ビスを打つ(回す?)練習から始めた。

実践その1
カーテンレールを付ける

 ここで、まず注意したいのが、ビスを打つ場所。ドライウォールの壁の中にはスタッドと呼ばれる柱のような物が等間隔(大体2×4)に入っている。できれば、このスタッドに当たるようにビスが打てれば確実なのだが、道具のない素人の場合、なかなかここを当てるのが困難だ。ただし、窓枠には必ず梁が入っているので、よほど窓から離れなければ大丈夫とのこと(20p位はOK)。
@取り付け位置が決まったら、鉛筆でビスを打つところに印を付ける。A電動ドライバーでレールを乗せる金具を取り付ける。
*いきなりビスを打つのが難しいときは、あらかじめ電動ドライバーを使ってビス穴を開けておくとスムーズにいく。

ビスを打つ場所に印をつける
電動ドライバーを使ってビスを打つ
窓枠からあまり離れてしまう場合は要注意

実践その2
棚の取り付け

@テンプレートを作る
 今回使用する棚は、壁にビスを打っておいて、そこに棚のフックをかけるタイプの物で、一見単純そうだが、位置が微妙にずれただけでとんでもないことになってしまう。そこで、まず、パッケージ等の廃材を利用して棚の幅と同じ大きさにカットする。このカットしたものをテンプレート(型紙のような物)として、棚の裏側にあて、ビスをかける位置に穴を開けておく。
A取り付け位置を決める
 次に壁のどこに棚を取り付けたいかを確認する。今回はレベルと呼ばれる計測器(真っ直ぐかどうかを測るもの)を置いて確認。計測器を使用しないときは、棚に物を置いてみたり、誰かに位置が曲がってないか見てもらうといいだろう。
Bビスを打つ場所に印を付ける
 場所が決まったら、棚の上に当たる所に線を引き、中心部のところに印を付ける。先ほど用意したテンプレートを、引いた線にあててビスを打つ場所に目印を付ける。
C取り付け
 印を付けた位置に、ビスを電動ドライバーで取り付ける。棚を掛ける部分がなくならないように、ビスの頭が少し出るように、ハンドドライバーで調節する。棚をそのビスにひっかけて出来上がり。

*ビスはドライウォールの厚みの2倍以上の長さ(#8)にすることが望ましい。また、重たい物などをスタッドのない場所に取り付ける場合、カールと呼ばれるアンカーを使ってビスを補強する。また、掛けるものの重量に比例してアンカーの数を増やす。

テンプレートを作る
テンプレートを置いて印をつける
これだけでもかなり存在感が出る
アンカーを使用したときの状態
カールとドライウォール用のビス

Mike H. Miyaoka
カナダでの大工歴13年、基礎から仕上げまで増改築、家のことならお任せの日系大工さん。親しみの持てる人柄で、相談しやすい、見積もりは無料。
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