第4回水周りのお手入れ 「シリコン剤」の選び方、使い方 新しいバスルームでも2、3年くらい経つとバスタブと壁の間にあるシリコンがはがれてきたり、汚れの付着が目に付いてくる 一見簡単そうに見えるシリコンの張替えも、経験した方ならご存知のように意外と難しいもの…今回はこのシリコン剤の選び方、はがし方、塗布のコツをご説明します。
D.I.Yを試みる際、何をどう選んだらいいのか迷うのが、「材料」。 お店の人に聞くにも、初めてだと説明するのさえも戸惑うことがある。そこで、マイクさんと一緒に、まずは、大型ホームセンターR店へ商品選びにイザ出発! 1.シリコン剤の選び方 ペイントできるか できないかがポイント シリコン剤に限ったことではないが、お店で悩むのがどの製品を選んだらいいか? そこで、まずはどんな種類があり、どういう目的別なのかをマイクさんに説明してもらった。 代表的なブランドとして上げられるのが、 DAP、 GE、 MONAの3ブランド。今回はこの3ブランドにスポットをあててご説明。 まず、このシリコン剤の種類で大きく分かれるのが、シリコンとアクリルラテックスの素材の違いだ。前者のシリコンは水に強く、室内向けで、バスタブ周りや、シンク周りなどに使用される。また、後者のアクリルラテックスはその上からペイントができるので、窓枠やドア周りなど主にエクステリア用として使用されることが多い。 今回の例のようにバスタブ周りに使用するなら、シリコンタイプが正解ということで、水道の絵がかかれたGE社の商品(5・98ドル)を購入した。 ●MONA(左)TVのコマーシャルでお馴染みブランド。エクステリアが中心だが、中にはペイントできる製品もある。文字ばかりで、見分けがつきにくい。 ●GE(中)シリコンタイプのものが多いが、中にはペイントできる物もある。容器に使用別の絵が描かれていて、分かりやすい。 ●DAP(右)プロのペインターが好んで使用するタイプ。アクリルラテッテクスタイプのものが多く、エクステリア使用の物がほとんど。 2.古いシリコン剤のはがし方 専用の道具は必要なし!? さて、古くなったシリコンをはがすのも厄介そうだなと思っていたら、マイクさんが取り出したのは、何の変哲もないカッターナイフだ。特に「OLFA」社(日本製)の物が、他社の物に比べて刃の部分がしなやかでよいそうだ。このナイフを使ってバスタブの上部に刃をぴったりさせて、シリコンの底の部分に切れ込みを入れるように削っていく。下部が済んだら、次は上部も刃を壁に押し当てるようにして、線を入れるように切れ込みを入れる。上下が済んだら後は指でつまんではがすだけだ。 古いタイプのシリコンは端がはがれていることがあるので、 そこから始めると取りやすい 3.シリコンの塗布方法 迷わず一気に進め! さて、いよいよシリコンを塗る前に大切なのが、しっかりと水気を取ること。ペーパータオルなどで拭き取ったり、コーナーなどの水が溜まりやすい部分にはドライヤーを当てるなどして、十分、水気を取るのが重要だ。用意ができたら、シリコン剤の一番先端部分のラインを斜めにカットして、コーキングガンにセット。あとは、止まらず、一気にできるだけ均等な量で塗っていくこと。全体の塗布が済んだら、最初に塗った箇所から、指で軽く押し当てて伸ばしていく。 後は乾くのを待つだけ、時間は製品によって異なるので、製品の解説を参考に。 (写真左)道具も売られているが、指でやるのが一番だそう(写真右)塗り始める前に、どれ位の量が出るのか、他で試してみるといい マイクさんのワンポイントアドバイス バス周りのシリコン剤選びで大切なことの一つが、カビ防止剤が含まれているかどうか。「Mildew Resistant」の表示があれば、カビ防止剤が含まれています。また古いコーキングをはがしたときに、カビが生えていたら、その箇所をブリーチ剤でふき取ると、カビが生えにくくなりますよ。 コーキングガンはスプリングの入ったタイプ(15ドル位)を使えばシリコンがこぼれたりする心配がなく、素人にも塗りやすくてお薦めです。 Mike H. Miyaoka カナダでの大工歴13年、基礎から仕上げまで増改築、家のことならお任せの日系大工さん。親しみの持てる人柄で、相談しやすい、見積もりは無料。 M&M Home Care 電話: 604-725-7116 Fax: 604-589-3927