秋の庭のお手入れ「落葉処理」
 

第5回 秋の庭のお手入れ「落葉処理」
カナダで念願のマイホームを手にしたものの、その広い庭や大きな木々のお手入れに戸惑う人も多いはず。そこで、今回は秋から冬に向けてやっておきたいことの一つ「落葉処理」について、ご紹介しよう。



 この時期、庭に樹木の多いお宅の大変な仕事といえば、落葉処理。ただ、葉っぱをかき集めるだけのことと思うかもしれないが、この時期バンクーバーは雨続き。少し大きめの広葉樹が一本だけでも、ガーデニング用のプラスティックバッグ3、4個は軽くいっぱいになるほど、落葉処理は手間のかかる仕事なのだ。あまりに大量、という所はプロにお任せするとして、今回はご家庭でできる範囲での落葉の処理のコツについて伺った。

お宅にある木は何の木?

 まずは、庭にある木を見て頂きたい。皆さんのお宅にあるのは何の木だろうか? 木には針葉樹と広葉樹があるが、落葉処理といえばこの広葉樹だけのことと思ったら大間違いなのだ。針葉樹も枯れると、広葉樹ほど一度にたくさんではないが、少しづつ落ちている。
 実は、この針葉樹がやっかいで、広葉樹の葉は腐ると土に返るためリサイクルに廻したり、家庭用コンポストに入れてたい肥にすることができるが、針葉樹の葉はたい肥にならないので、ゴミとして捨てるしかない。もしも、ご家庭でコンポストを設置されているのなら、針葉樹の葉はコンポストには入れないように気をつけて欲しい。

やはりシンプルが一番
 では、早速、回収開始!
 デッキの上(写真@)の落葉は、デッキのペイントがはげないようにほうきや、デッキブラシなどで集めること。コンクリートの上や芝生の上はやはりRake(熊手/写真A)がいいだろう。大きさも様々だが、庭のタイプに合わせて2種類くらいあると便利だ。大きなタイプは広いスペースの葉を集めるのに便利、小さなタイプは垣根など木の下に使うとき重宝する。集める場所は一箇所だけでなく何箇所にも分けて集めた方が、疲れない。
 集めた落葉は手で集める(写真B)のが基本。ここでプロが良く使うブロワー(*)とバキュームが一緒になった機材(写真C)を使うとより早く簡単に済む。他に、ビニールのシート(写真D)を広げて落葉を集める方法は捨てる際に便利だ。
 また、最近人気なのが、マルチング機能が付いた芝刈り機。これは落葉がある芝生を刈っていくと、そのまま落葉が粉々になって芝生の中に入り込み、肥料代わりにもなるという優れもの。芝も刈れて、肥料にもなってと一石二鳥である。 *バンクーバーのウエストエンド区域では使用が禁止されている。

ワンポイントアドバイス
@広葉樹、針葉樹それぞれ区別して回収しよう。
A広葉樹はできるだけコンポストに入れたり、たい肥として利用しよう。
B落葉処理は好天日に行なった方が、葉がくっつかなくて処理しやすい。
C楽しみながらやろう!
         
   

岡田伸平さん
「時にはかがんで地面を見てみるとけっこう楽しいものです。
夏の虫が葉の裏に隠れていたり、発見がありますよ」。
自然をこよなく愛する癒し系ガーデナーの岡田さんだ。
電  604-583-6499
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