東洋式腹式呼吸法で 内臓脂肪が燃焼、新陳代謝を高め、若返る!
 

『最近ウエストの周りが気になって』、『血中のコレステロール値が高くて』、『血行が悪くて冷え性が解消できない』など、中年以降になってくると健康について心配は尽きない。散歩や水泳がいいとは分かっていても時間がなくて続けられないとお嘆きの皆様に、呼吸法でそんな悩みが解消するという朗報を入手! 早速、取材を申し込んだ。



 現在、世界各地で多くのアスリートがその競技能力向上のために注目している呼吸法がある。それが日本や中国などアジア各国で、古くから行われている「腹式呼吸法」である。大原政和さん(36歳)は、その呼吸法を取り入れ、誰でもできるトレーニング法を考案して、バンクーバーで指導している。
 長年、フィットネストレーナーやパーソナルトレーナーをしてきた彼は、体が持つ能力以上の負荷を筋肉に与える、従来の機械に頼ったフィットネスに疑問を持つようになり、辿り着いたのがYOGAや気功といった東洋の訓練法であった。それら呼吸のメカニズムを知り、追求したときに“最もシンプルな腹式呼吸法”に辿り着いたという。バンクーバーに来て、まだ1ヵ月あまり。だが、朝日が昇る前のイングリッシュベイには、口コミで彼を知った人々が、指導を受けにやってくる。

一分間に200回の早い呼吸

 大原さんの薦める『東洋式腹式呼吸法』では、一分間に100〜250回の早い腹式呼吸とゆっくりした深い腹式呼吸を繰り返すことにより、血液の流れを早め、体の隅々にまで血液を送り込むことで、内臓を強化し、自己免疫力を高める効果をあげる。また、呼吸によって、体内にエネルギーを蓄え、そのエネルギーを燃やすことで、臓器を活性化させることができる。「エネルギーが発生する証拠に、この呼吸法を続けていると、“丹田”と呼ばれるお臍の下あたりが熱くなるのを感じますよ」と大原さん。熟練者は、局部的に温度を40度以上まで上げることができるという。

その呼吸方法は、 
@速い呼吸は、鼻で勢いよく「フンフンッ!」と強く吐く。吐いた反動で自然に息を吸う。
A深い呼吸は鼻から息をゆっくり吸い、口から吐き出す。口をかすかに開け、「スーッ!」と音を立てる。 体内の空気を肛門から丹田へ、丹田からお腹へ、お腹から胸へ搾り出すように吐き出すのがコツだ。速い呼吸も、深い呼吸も、腹式呼吸が基本となっている。 最初はゆっくりと確実に一秒一回(もっと遅くてもいい)を目安に、強く確実に丹田に意識を集中するのが基本である。苦しくなったらすぐに止めること。

運動と呼吸法を合わせてみよう
 東洋式腹式呼吸法ではこの呼吸法が全ての基本であり、併せてヨガなど様々な運動を行っている。(下の写真参照)今回は、特にウエスト痩せと、新陳代謝(メタボリズム)を高める運動を選んでもらった。
 下の@からIを1セットとしてやってみよう。時間のない人は、呼吸法だけでも効果はある。毎日続けることが大切だ。最近この呼吸を試して効果があったというSさんは、「始めて1ヵ月で、ウエストが7センチも減ったんですよ。たかが呼吸と思っていたのですが、初回で筋肉痛になりました。時間がある時に、どこでも始められるので、忙しい人にもお薦めです」と嬉しそうに語る。
 また、大原さん自身も鼻の通りがよくなる、便秘をしなくなった、そして、ウエスト周りが細くなったという効果を体験している。いつでもどこでも始められるこの呼吸法、あなたも試してみませんか。




 
  息を吐くときは、お腹がぺしゃんこになるくらい
残気を絞り出すようにする。

 

注意
 お腹の中に何もない状態で始める。食後2時半以上空けて、水は1時間以上空ける。
 呼吸法が終わってから30分は何も食べない。水や、流動食から摂取すること。
 決して無理はしない。疲れたら止める、休む。

 
 

大原 政和さん
元競技スキー選手、スカッシュ選手、パーソナル・コンディショニングトーレーナー。現在は東洋式腹式呼吸の他、様々な疲労回復プログラムを行っている。

 
お問い合わせは 
M's Wellness Creations Inc.
 zukasa@telus.net
 604-696-9272



エクササイズ
@ねじり   A大気を取り込む   B股関節強化   C骨盤付近強化   D腹筋
ゆっくりした深呼吸を1分間。
お腹が引っ込むのを意識して。
片側づつ3〜6回繰り返す
  両手を開いて胸を広げ、
大気を体いっぱいに取り込む。
速い呼吸を1分間
  脚のうらの筋肉を使うことで、
血液の循環がよくなる。
速い呼吸を1分間
 
@と同じねじりでも、屈伸することで、骨盤のゆがみを矯正。ゆっくりの息。片側3〜6回づつ
  息は動作に沿ってゆっくり吐き、吸う。このときもお腹を意識
して。1分を3〜6回
E腕立てと背筋   F肝臓強化   G胃の強化   H休息   I瞑想

腹筋と同じように動作に沿ってゆっくりとした呼吸で1分を3〜6回繰り返す。
 
体側をねじることで、腎臓や肝臓を強化、ゆっくりとした呼吸を1分間。片側づつ3〜6回
 
胃の上に両手を当て、左右に摩るように動かす。ゆっくりした呼吸を1分間。3〜6回
 
疲れたら写真のように横たわる。目はうっすらとあける。膝を立てると尚いい。
 
深い深呼吸をして目を閉じる。波や風の音を聞いて自然と一体化するように。