バーナビー
 

「My Falafel」その名文句に誘われて



 「僕のFalafel食べたことある?」とたいてい声を掛けてくる店主Abe。彼の存在がなぜか気になって、つい立ち寄りたくなるのがここ。そして数分はホームメイドのFalafelを熱っぽく語る彼に付き合うことになるだろう。


何回聞いた? 毎度お馴染みのウリ文句
 場所はメトロタウン1階のフードコート。メニューの一覧を前に、 Suvlakiにしようかなーなどと迷っていると、AbeからFalafelの誘いが掛かる。「Have you had my falafel before, Mam?」。丁寧な口調で語り掛け、その時に必ず、「my(僕の)」と所有格を付けるのを忘れない。続けて、「他の店のように、冷凍品やパウダーを使ってるんじゃないんだよ。僕のは正真正銘のホームメイド。今から揚げるから数分待って下さいね」、こうお客さんに語るのも、毎度お馴染みだ。店を推薦してくれたお客さんの1人、西本初美さんも、「新しくて、きれいなフードコートが2階にオープンして、そっちに行くこともできるのに、なぜかFalafelに対するおじさんの誇りとアノ語りが気になって、ついこの店へ来ちゃう(笑)」。
 falafelが揚がるまで流暢な英語で世間話が始まり、店舗の近くで彼の料理を味わうお客さん達には、「どう味は?」と大きな声で気さくに声を掛ける。フードコートでありながら、彼の店の周りだけは食堂の雰囲気だ。





自慢のFalafel。日本のコロッケに少し似ているが、
食感が軽くておabe腹にもたれない

 
新しいフードコートに押され気味だけど、
Abeの店には常連客が絶えない
コロッケを思わせるホクホク感
 生まれ故郷はレバノン。店ではレバノンとギリシャのメニューが主流だ。自慢のfalafelは、自宅で奥さんと共に下地から手作りしており、Chick peasに新鮮なハーブ類といった基本に加えて、3種類のスパイスを入れるのが秘訣だとか。「シナモンとコリアンダー、クミンを加えるんだよ。分量は内緒さ(笑)」。下ごしらえした材料を店舗に持ち込んで、注文を受けてからその場で揚げる。揚げ立てホカホカのFalafelは、カリカリの香ばしい衣と、しっとりした中身でほっくりした食感。1個50セントで小売もしてくれる。このfalafelをピタパンに挟んだVegetarian falafel(3・45ドル〜)や Vegetarian Mixed Plate(6・45ドル)は常連客のメニューだ。
 店を去る際、Abeが「Thank you, my friend」と手を振る誇らしげな顔が印象的で、きっとまた戻って来たくなる。


The Oasis Mediterranean Foods Inc.
Greek and Lebanese Food

 #140-4800 Kingsway Burnaby, BC V5H 4J2(メトロタウン1階、T&T近く)
 604-435-5552
 月〜金 10:00-21:00 土 9:30-19:00 日 11:00-18:00
 
 
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