北米の家屋では珍しくない、タイルの床。見栄えも良く、掃除も簡単だが、小さな子供やお年寄りが足を滑らせたりしたら危険この上ない。しかし、床全部をリノベーションとなると経費や時間もかかるので、必要と分かっていながらもついつい躊躇しがち。
これは便利!新製品をご紹介
マイクさんが薦める新製品「カーペットタイル」は、見た目には何の変哲もないカーペットを小さくした物のようだ。ちょうど、玄関マットを正方形にしたような形。しかし、マットの裏はゴムとプラスチックを特殊加工した素材でできており、このカーペットタイルをつるつるの床に置いて足で動かそうとしてもびくともしない。しかも、表面となるカーペットの部分も毛足が短く、スリッパでも滑りにくい加工がしてあるのが特徴だ。この特徴を活かして、現在はケアホームやお店などを対象に商業向けに販売されている。
また、この「カーペットタイル」の利点は、その素材だけでなく、ラグのように必要な場所に置いて使える点だ。例えばキッチンやバスルームなどの水周り、または階段付近の床と言った具合に。大きさも工具用カッターでお好みのサイズに切ることができる。切り口から普通のカーペットのように糸がほつれることもなく、カーペットタイル同士ピタリとくっつくのも大きな特色だ。現在はカーペット専門店のみで販売されているが、ホームセンターなどで気軽に入手できる日が待たれる。
家具の転倒防止 カナダでは、家具転倒防止用としての器具類は見かけないが、ホームセンターなどで、入手可能な物を使って転倒を防げる。
■転倒防止のためのアンカーになる器具
●Chain(チェーン) ホームセンターには様々な大きさや種類があるが、小ぶりなものでも十分役に立つ。
●Corner Brace(コーナーブレス)、Straight Brace(ストレートブレス) 金具。家具と壁面に隙間なく取り付けるのに役立つ。
●Steel Strappin(スティールストラッピン) 本来は水道管を固定するのに使われる物だが、このタイプはフレキシブルで手で曲げられる上、丈夫にできている。
■チェーンを使ったアンカーの取り付け方
@家具の上部、端にチェーンを取り付ける。5pくらい間隔をあけて、平行にもう一ヵ所留めると強度が増す。
A家具に取り付けたチェーンを壁に取り付ける(*取り付けの状態を分かりやすくするために、写真では、チェーンを長めにしている)。
B壁にも縦に2ヵ所釘で留めると、さらに強度がアップ。
●その他 家具の背が高く上部が見えないタイプは、Corner BraceやSteel Strappinを使って固定する。また、できるだけ目立たなくしたい時や壁と家具に隙間なく取り付けるには、Straight Braceが適している。
●ポイント 鎖を使用する場合は2ヵ所で留めることが大切。一ヵ所で留めるよりも強度がかなり変わってくる。
マイクさんのワンポイントアドバイス
転倒防止を考える場合、つい家具だけを対象に考えがちですが、テレビにもアンカーを付けることをお薦めします。 |

*今月号をもって「Oh my HOME」は最終回とさせて頂きます。これまで当コーナーに快く協力して下さったマイクさん、ガーデナーの岡田さんに深く感謝致します。ありがとうございました。 |
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カーペットタイルは、どの向きでもピタリとくっつく

チェーンのアンカーをつける時は、
写真のように縦に2ヵ所留めるとさらに安心

多目的に使え便利なSteel Strappin

L字型に曲がったCorner Brace

TVのように大きな電化製品の裏面には、
鎖や紐を取り付けられる部分が設置されていることが多い
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