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地域でインターナショナル
世界中の文化が集結しているバンクーバーには、産地直送品を扱うインターナショナルなお店や、お国自慢の手料理を出してくれるレストランも数多い。今回はそんなお店をあなたの街でGET!
文・写真 椙村邦子、編集部
バンクーバー
ユーゴスラビアの味が楽しめるヨーロピアンデリ
URBAN Deli
ダウンタウンの中でも特にユーゴスラビアの人々が多く住むという、Howe St.とDavie St.近くのURBAN Deli。ユーゴスラビア出身のオーナーDanielaさんが、この場所にお店をオープンしたのは、今から1年半前。明るい色調の店内には、ヨーロッパの国々から買いつけたかわいいパッケージのお菓子や、瓶詰めの食品が処狭しと置かれている。迫力のスモークミートがずらりと並ぶ壁のショーケースは、Danielaさんのご主人が設計、建設したもの。「ユーゴスラビアでは父が肉屋を経営していたの。だから、うちのソーセージやローストミートのレシピは全てオリジナル、ユーゴスラビアの味なの。それにヨーロッパやユーゴスラビアの商品を扱うお店って、この辺りにはあまりないでしょ。地元の人達に懐かしい味を楽しんでもらいたいし、知らない人にもこの味を発見してもらいたいの」とDanielaさん。
当店での一番人気は、自家製ソーセージSumadis(14ドル/kg)。「食べてみて!」と一切れもらったサラミのようなソーセージは、ピリッと辛く、豚肉とハーブのうまみが凝縮されていて、ビールのお供にぴったりの味。その他にもお薦めは、これからの季節、BBQにもってこいのフレッシュソーセージCevapi(10ドル/kg)、また自家製のローストポーク(18ドル/kg)とローストラム(20ドル/kg)は毎週土曜日のみのお楽しみ。加工肉類だけでなく、新鮮な精肉も取り扱っている。ぜひ1度URBAN
Deliでお手軽にユーゴスラビアの味を体験してみて! |
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| お洒落なパッケージのお菓子や、美味しそうなピクルスやペーストなど気になる商品がいっぱい |
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| (写真左)「お寿司が大好き!」と言うとってもチャーミングなオーナーのDanielaさん(写真右)肉類が並ぶこのガラスケースはユーゴスラビアから取り寄せた。手前がSumadis |
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URBAN
Deli
住 813 Davie St. Vancouver, BC
電 604-604-685-1414
営 月〜水 12:00-19:00 木、金 11:00-19:00
土 9:00-18:00 日 11:00-17:00 |
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ノースバンクーバー
日本人好みのケーキは中近東のお店にあり
Yaas Bazaar
「お土産にもらったケーキが、とっても美味しかったの。イランの人がやってるお店らしいけど…」という気になる情報をキャッチ。早速教えて頂いたお店を尋ねてみた。店内に一歩足を踏み入れると、中近東を彷彿とさせるような音楽と聞き慣れない言葉が飛び交い、あちこちにペルシア文字の表記。まるで異国にトリップしてしまったかのような錯覚を起こさせるYaas
Bazaarは、中近東、地中海の食材を中心に取扱うグロッサリーストア。ちなみに店名のYaasとは、ジャスミンの花という意味だ。
入り口入ってすぐ左手に、早速発見! 美味しそうなシュークリームやロールケーキがずらりと並んだショーケース。「自慢のケーキは季節の果物をたっぷり使って、毎日お店で手作りよ」とイラン出身のオーナー、Mehmazさん。新鮮な野菜や見慣れない商品に気を取られながらも店内を進むと、CD売り場の隣にはオリエンタルな雑貨の一角、その奥には精肉コーナー。「うちで扱っているお肉は全てハラルミート。とってもヘルシーなの」。ハラル(Halal)ミートとは、イスラム教の定めに従って、頸動脈から全身の血液を抜いた動物の精肉だ。クリーンなハラルミートは、健康に気を使うカナダ人からも注目を集めている。また店内には、お昼時になると地元の人達でいつも賑わう、カジュアルなカフェ風のKebab
Houseも。いつもとは一味違ったお買い物が楽しめそうなYaas Bazaarで、ついでに美味しいケバブランチの昼下がり、なんていかが? |
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| 新鮮なクリームとフルーツが目にも美味しいケーキは量り売り。ケーキ$6.99/lb〜、クッキー$5.99/lb〜 |
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| (写真左)オーナーのMehmazさん。「おいしいケーキとケバブをぜひ1度味わってみて」
(写真右)併設のKebab Houseでは、地元の人達に大人気のハラルミートを使ったケバブが食べられる。パティオもオープン |
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Yaas
Bazaar
住 1860 Lonsdale Ave. North Vancouver, BC
電 604-990-9006 営 月〜土 9:00-22:00 日 10:00-22:00 |
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リッチモンド
どこか懐かしい英国が詰まったお店
British Home
スティーブストンの玄関、Moncton St. とNo.1 Rd.の角にあるBritish Homeは、看板のユニオンジャックとエリザベス女王の写真がトレードマーク。店内にずらりと並んだジャムや紅茶、そしてスイートと呼ばれるクッキーやキャンディーは、カナダのスーパーでは見かけないブランドが目に付く。スティーブストンで20年以上もこのお店を経営しているのは、英国出身のMaryおばあちゃん。4年前にご主人を亡くされてからも、1人でお店を切り盛りしている頼もしい女性だ。
人気のメニューは、スコットランド人が経営するお肉屋さんやベーカリーから仕入れるホームメイドデリ。中でもSteak & Kidneyパイは、お昼頃には売切れてしまう事が多い。また、パイやソーセージロールと並んで、日本でもお馴染みのスコッチエッグを発見。自分で作ると結構手間隙かかるスコッチエッグがフライされた状態で、1つ1・75ドル。ひき肉ではなくポークソーセージミートを使った本場のスコッチエッグは、スライスしてパンに挟んで頂くのが英国流の食べ方だ。
店内にあるエリザベス女王や故ダイアナ妃のポストカードの少々色褪せた風合いが、なんともノスタルジックな雰囲気を漂わせている。壁にはロイヤルファミリーの思い出の写真や絵が飾られているが、こちらは売り物ではなく、Maryおばあちゃんの大切なコレクション。
どこか遠い昔のイギリスの町にタイムスリップしたような不思議なお店だ。 |
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| (写真左)レジに立つMaryさおばあちゃんの後ろには量り売りのキャンディーやグミが並ぶ
(写真右)お天気の良い日はテイクアウトにも最適。店内で温めることもできる |
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British
Home
住 3986 Moncton St. Richmond, BC
電 604-274-2261
営 月〜土 11:00-18:00 日13:00-17:00 |
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バーナビー
ヘルシーなアフリカ料理に挑戦してみる?
Kenya Food & Spices
バーナビービレッジミュージアムの近く、Canada Way沿いにある小さなモールの一角。ポスターや張り紙がされたコンビニエンスストアのような外観、入り口にはJumboとアフリカの言葉でこんにちはの文字。Kenya
Food & Spicesは、ケニヤ出身のAminさんが5年前から経営しているお店だ。インド系ケニヤ人のAminさんのお店には、インドのお店で見かけるスパイスや製品も多く見られるが、「これは、メインストリートやサレーの店では見かけないはずだよ」と、教えてくれたのがキャッサバ(Cassava)。これは椰子の木の根の部分で、芋のような野菜だ。
このキャッサバを使った製品には、ポテトチップスのようなキャッサバチップスやフレンチフライならぬ冷凍キャッサバフライがある。
でんぷん質の多いじゃがいもとは違って、繊維質が多く消化にも良い健康的な食べ物で、ケニヤ人達の大好物だとか。他にもケニヤでは主食である、とうもろこしを原材料にしたコーンミールや、肉類では主に食されているマトンなどが揃っている。また、添加物をほとんど使わないヘルシーなアフリカ料理は、カナダ人ファンも多いそうだ。同店の並びには、Aminさんの友人が経営するレストランSafari
Snack Houseがあるので、アフリカ料理を試したい方はこちらを訪れてみるのもいいだろう。 |
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| めずらしいインスタント食品やスナック麺が並ぶ |
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| (写真左)キャッサバチップスを手にするAminさん。(写真右)冷凍コーナーにはキャッサバフレンチフライやオクラも見られる |
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Kenya
Food & Spices
住 5111 Canada Way, Burnaby, BC
電 604-540-2243
営 11:00-20:00 火曜日定休
Safari Snack House
住 5121 Canada Way, Burnaby, BC
電 604-515-9211
営 日、月、・水〜金10:00-19:00
土10:00-20:00 火曜日定休 |
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サレー
南国のフィジー文化をサレーで発見
Indo-Fiji Supermarket
インド系のお店が数多いサレーにIndo-Fiji Supermarketを発見した。中に入ると、スーッと鼻をつくミントのような香りに包まれる。「この匂いは、フィジアンガラムマサラ。インドの物とは種類が異なるのよ」と、教えてくれたのはフィジー出身のNiruさんだ。フィジーでは、国民の半数以上がインド系で、文化や食べ物にもインドの影響が強く見られるのだそうだ。
「フィジーのカレーはフルーツを沢山使うから、インドカレーよりもマイルドでクセが少ないの。カレーに使うスパイス以外に、フィジー料理には欠かせない物があるのよ」とNiruさんが教えてくれたのは、東南アジア諸国でお馴染みのジャックフルーツ(Jackfruit)と呼ばれる人の頭部くらいの大きさをしたイボイボの果物。同店では生の物以外に缶詰や冷凍品も売られていて、普段のカレーや中華料理にも利用出来そうだ。他にもフィジー料理には欠かせないというサトウキビのようなDarukaやCurry
Leafといったスパイス系の野菜も興味深い。
その他には、髪を傷めにくいとされる染料のへナや、指輪や小さなアクセサリーを入れるのに丁度良さそうな、カラフルな焼き物なども揃っている。2階部分まで届く棚には、食器やキッチン用品等が並べられ、人が入れそうなほど大きな寸胴鍋が積み上げられている。カナダで出会う異国の文化には、まだまだ知らない世界が隠されているようだ。 |
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| 2階まで吹き抜けになった広い店内には宗教関係のポスターがずらり |
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| (写真左)「フィジーの文化に触れて欲しい」とオーナーのNiruさん (写真右)カラフルな年度の焼き物。各$49 |
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Indo-Fiji
Supermarket
住 8334-128th St. Surrey, BC
電 604-543-8817
営 月〜木、土 10:00-19:30
金 10:00-20:00 日10:30-19:00 |
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ニューウェストミンスター
オランダの風をお届けします
Holland Shopping Centre Ltd.
高々と掲げられたオランダとカナダの国旗がはためくHolland Shopping Centre Ltd.。同店の歴史は古く、1958年にオランダから移民した前オーナーが始めたオランダの食材の元祖宅配サービス、いわゆる行商が前身だ。現在では、New
Westminsterの他にChilliwackにも店舗を持ち、オランダから直輸入の食材や工芸品を取り扱う専門店として、地元の人々から愛されている。またウェブサイトを通してのオンラインショッピングとメールオーダーで、遠方に住む人達にも同様のサービスを提供している。広々とした店内は、1階は食料品と陶器やCD、2階には木靴やティータオル、オランダ式のテーブルマット等が置かれている。
「人気の商品は、なんと言ってもゴーダ(Gouda)チーズとリカリッシュ、それにオランダの陶器だね。“甘くないリカリッシュ”食べたことある?」と、オーナーのTako(ティコ)さん。見た目はよく見かけるあの真っ黒なキャンディーだが、甘みはなく塩味の効いた味。ヨーロッパでもオランダの人達が特に好んで食する。そして、同店の自慢は北米一を誇るというDells
Blueの陶器コレクション。職人の手で一つひとつ丁寧に描かれた、青色の模様が美しいコレクターズアイテムだ。普段使うのにはBoeren
Bontの食器がお薦め。暖かみのあるデザインの絵柄は一部が手書きで、価格もお手頃。お料理好き必見のダッチオーブンに、珍しいソースやドレッシング、チーズやソーセージの種類も豊富なお店で、気軽にオランダを楽しんじゃおう! |
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| 陶器コレクションの一角。普段使いの可愛らしいデザインのものから、コレクターがはるばるやってくるという、北米では入手しにくい一品も |
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| (写真左)オランダ出身のオーナーのTakoさん (写真右)チーズの種類も豊富。大きくて丸いホールチーズに感激! |
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Holland
Shopping Centre Ltd.
New Westminster店
住 41-8th Ave. New Westminster, BC
電 604-522-8333 toll free 1-800-270-3595
営 月〜木 9:00-17:30 金 9:00-21:00
土 8:30-17:30 日、祝日定休
Chilliwack店
住 8983 Young Rd. Chilliwack, BC
電 604-792-0272 toll free 1-800-270-3595
営 月〜土 9:00-17:30 日、祝日定休
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