バンクーバー
生活マガジン
Coco Magazineは バンクーバーで暮す人のためのバンクーバー生活マガジンです。子育ての話からバンクーバーでおすすめのスポット、ビジネスやレストランの話題など、バンクーバーの今をご紹介しています。雑誌は2ヶ月に1回偶数月の第4木曜日に発行。また、雑誌と全く同じ内容のWEBの更新は、雑誌発行日の翌週水曜日となっています。
 

特集これからのエネルギーの行方

揺るぎない平和、
自由エネルギーを
今こそ現実に
キロス田中桜子さん

バンクーバー在住。哲学博士、カナダ日本文学賞受賞作家、言語学者、歴史家、行動分析家、詩人、平和活動家。



 被災された皆様に謹んでお見舞い申しあげますと共に、被災地域の1日も早い復興を祈念いたします。

 私の亡き父は誕生日が8月9日です。13歳の誕生日に函館でも空襲警報があり、自宅の地下の防空壕の暗闇の中で、独りで誕生日を迎えた日、長崎市に世界で2番めの原子爆弾が投下されました。東京歯科大学に進学してからも、広島出身の友人を原爆病で失うという悲しみに遭遇した父は、毎年8月6日、9日が来ると、祈りを捧げていたようです。子どもの頃はそんな姿を見たことはなかったのですが、やがて50代を過ぎてマラソンを始めた両親は、平和マラソンにも参加するようになりました。私の心の中で、父は「長崎の長い平和を」とゼッケンを背負って長崎を走ったあの日からずっと、いまだに果てしないゴールに向かって走り続けています。
 私は、核をこの世界に作り出したその心がある限り、人類に未来はないと思います。自然より自らを上位に置き、支配しようと考える愚かな合理主義には、形にならない目に見えない尊い生命の働きがわからないからです。
 今、地球上では、科学技術が想像を絶するような極みに届いています。気象をコントロールする技術、衛星を用いて宇宙エネルギーを地上にビームで送り込む計画、また月や火星の緑化と植民の可能性、NASAのプロジェクト・ブルービームと呼ばれる大気にホログラムを写す実験など、これらの科学技術進歩のきっかけとして、ニコラ・テスラが発明したテスラコイル(共振変圧器)が存在します。テスラは、1898年にニューヨークの新聞記者の前で2トンの鉄の塊を粉々に粉砕するという実験を行いました。テスラはこの兵器の出力を上げれば、「この地球でもリンゴを割るように真っ二つにできる」と述べたそうです。このアイデアは、今後「気象兵器」の開発に継るのではないかと、懸念されています。
 半面、様々な科学者や発明家たちの手によって、平和目的のテスラコイルの研究も続けられてきました。私の知人の、カナダ人の発明家、ジョン・ハチソン氏もその1人です。1979年、テスラコイルを使って様々な実験を行っていた時、彼は驚異的な現象が起こる事を目の前にしました。様々な物体、金属が、波動により溶解したり真っ二つに裂けてしまう。重力に逆らって物体が浮遊してしまう。また、テレポーテーション現象(物体の瞬時移動)も、「偶然」生じてしまうこれらの現象は「ハチソン効果」として知られるようになります。カナダやアメリカ政府などと協力を図りながら、80年代には、世界中から注目を浴びたのでしたが、「偶然」発見された効果であるため、当時、その原則の解明が捗らず、そのため実験の反復性がないとの理由で「疑似科学」のレッテルを貼られ、正当な学会からは卑下されてしまったのです。
 そして20年近い年月が経ち、今やノーベル賞レベルの科学者たちが夢のような現実を語るようになりました。3次元に生きる私たちの知らない多くの次元があり、「霊界」と呼ばれていたものも、異次元との交接により説明されてきています。「時間」は、人間が作ったもので宇宙には存在しない。物質は、波動によって保たれているため、あらゆる変容も可能である。だからこそ今再び「ハチソン効果」が注目されているようです。2005年に、米国の科学者ケン・ショルダーズ氏により、「ハチソン効果による放射能の除染効果」というレポートがMITの常温核融合研究会で発表されました。その中でハチソン効果を、EVO(Exotic Vacuum Object)という媒介物の存在を通じて起こる現象と捕らえています。現在ハチソン氏は、フロリダ沖の石油汚染で生き物が棲息できなくなった海にトラックに機械を積み込んで出かけて行き、無償でハチソン効果による除染を試みていますが、縁があって私のところに、日本の放射能を無償で除染するお手伝いがしたいと申し出てくださいました。その通訳、パイプ役になってくれないか、と打診を受けた数日後、この原稿を依頼されたのです。
 日本や中国では、「気」のエネルギー研究を進めている知人の佐々木茂美博士(東海大学名誉教授)などの物理学者によって、ハチソン効果の反復性の困難は、その周波数がいわゆる「生体エネルギー」と反応するためであると説明されています。さらに、大阪大学の名誉教授、物理学者の荒田吉明博士は、2008年に水とジルコニウムを用いてヘリウムを発生させ、世界で初めて常温固定核融合の実験に成功しているほか、今年の5月、ついにイタリアのボローニャ大学のアンドレア・ロッシ博士は、水とニッケルによる固体核融合の特許を得て、E-CAT (Energy Catalyzer)という製品を販売実現に踏み出すと発表しました。多くの科学者が、フリーエネルギーが、現実のものとなりうることを訴えています。実用化の時代が訪れたのです。
 元宇宙飛行士で、フリーエネルギーを提唱する「革命家」とあだ名を持つブライアン・オレアリー博士はこう言っています。「我々が意志を持てば、そこへ到着することができる。目標を決め、思いを込めて未来に向かって進む必要がある」、「抗議しなければならない時、沈黙することは罪であり、臆病者と言われる」と。

 未来は、待っていてもやって来ません。勇気を持って、築いてゆこうではありませんか!

お問合せ:
EnershiftVancouver Project
stanaka@telus.net
編集注釈

 ここでいうフリー(自由)エネルギーとは、外的作用を受けなくても、永遠継続可能なエネルギーのことで、風力や、ソーラーシステムなどの自然再生可能エネルギーと区別される。今まで超常現象と考えられてきた事象を科学的に解明しようと、これまでに多くの科学者達が研究を重ねてきた。科学の表舞台に今まで取り上げられなかったのは、解明が難しい上に、霊現象や超次元的な表れ方をするため、フリーエネルギー詐欺や新興宗教に利用されるなどし、その信ぴょう性に疑問を持たれることも多かったからだ。
 今回の原発事故をきっかけに、田中さんは、ニューウェストミンスター在住(現在、アメリカ滞在中)のハチソン博士にコンタクトを取り、膨大な資料を読んで、ハチソン博士の研究を支持するに至った。研究が進んでいる再生可能な自然エネルギーと合わせて、未知のエネルギーの存在が解明されていけば、私たちの選択肢も増えていくと田中さんは提唱する。今後、日本で行われる予定の、ハチソン氏の放射能除去の結果報告に期待したい。
 折しも、イタリアでは、固体融合の実用化も決定した。科学の飛躍的な進歩により、不可能とされた新たなエネルギーの利用が可能になる日は、そう遠くないのかもしれない。


 
     
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