バンクーバー
生活マガジン
Coco Magazineは バンクーバーで暮す人のためのバンクーバー生活マガジンです。子育ての話からバンクーバーでおすすめのスポット、ビジネスやレストランの話題など、バンクーバーの今をご紹介しています。雑誌は2ヶ月に1回偶数月の第4木曜日に発行。また、雑誌と全く同じ内容のWEBの更新は、雑誌発行日の翌週水曜日となっています。
座禅の静寂の中に自己を見出す
North Shore Zendo


 2年ほど前にKimさんが仲間のSteve Bokudo Holyさんと始めたNorth Shore Zendoは、ノースバンクーバーの静かな住宅街にある。小高い丘からダウンタウンが一望できる絶好の立地。空気も澄み切っていて気持ちが良い。ここに来るだけで、心が洗われるようだ。自宅の一部を改修して作った禅堂はこぢんまりとして居心地が良く、凛としているが暖かい雰囲気。禅という言葉からイメージしがちな厳しさとは少し違い、すっと馴染めるような親しみやすさがある。座禅のために厚手の座布団も用意され、初心者でも気軽に参加できそうだ。
 ここで、毎週木曜日の19時から21時まで座禅会が行われている。集会は全員で般若心経を英語で読み上げるところから始まるが、これが意外と日本人に好評だ。英訳されていることによって、今まで知らなかったお経の意味に気付くことができる。座禅はまず25分間の瞑想の後、姿勢を立て直し、さらに25分座る。その後、鐘の音を合図に経行(きんひん)と呼ばれる、ゆっくりとした禅の歩行運動を静寂の中で行う。座禅会の締めくくりには、週替わりで禅に関する講話や、参加者からの質問に答える時間も持たれる。
 毎週の座禅会の他に、年に2回ほどオレゴンのGreat Vow Zen MonasteryからChozen Bays老師とHogen Bays先生を招いての禅リトリートも開かれる。また、希望者はGreat Vow Zen Monasteryで開かれる摂心(7日間の座禅会)に参加することもできる。
 日本よりもむしろ海外で注目されている禅。「禅が日本に逆輸入されて、その素晴らしさが再発見される日がきっと来る」とKimさん。初心者も大歓迎。日本から一歩外に出たバンクーバーでの座禅だからこそ、自分の心とルーツに出会えるかもしれない。

体験者の声

原田 直子さん(右)
Banyen Booksにあったポスターを見て禅リトリートに参加しました。その後は毎週の座禅会にも参加しています。日本にいた頃は表面的だった禅の知識が、より深く入って来た感じ。人と動物のセラピーの仕事をしていますが、自分がピュアになることで、患者さんが自分自身に出会う時のサポートも楽になりました。動物も向こうから寄って来るんです。生活全般がピースフルになりました。

Michael Wintherさん(左)
高校生の頃から仏教に興味があり、これまでにチベット仏教を少しかじったこともあります。この禅堂に通うようになり、KimやSteveの歓迎にも支えられて、禅が自分の生活の一部に定着してきた感じ。禅を始めてからまだ1年少しですが、得たものは大きいです。

North Shore Zendo
4080 St. Georges Ave. N. Vancouver, BC
604-985-2347 or 604-408-0224 (Kim Hoben Hansen)
604-733-3439 (Steve Bokudo Holy)
kimhansen@telus.net
stevholy@yahoo.ca
http://www.northshorezen.org
座禅会:毎週木曜日 19:00-21:00


今年の10月にUBCを会場に行われた禅リトリートの様子。凛とした空気が漂う

北米に仏教を広めた前角老師。North Shore Zendoはこの偉大な師の流れを汲む
 
   
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