バンクーバー
生活マガジン
Coco Magazineは バンクーバーで暮す人のためのバンクーバー生活マガジンです。子育ての話からバンクーバーでおすすめのスポット、ビジネスやレストランの話題など、バンクーバーの今をご紹介しています。雑誌は2ヶ月に1回偶数月の第4木曜日に発行。また、雑誌と全く同じ内容のWEBの更新は、雑誌発行日の翌週水曜日となっています。

 


スゴイ職人参上!

By さら

 いやね、みなさま。先日、ひょんなことから、「らでん」という、日本伝統工芸の貝細工を拝見する機会がございました。それはそれは、息を呑むほどのお美しい逸品。人様に自慢できる級のぶきっちょなわたくしにとって、職人さんの技術はまさしく神業で、別世界をのぞき見した感じでございましたわよ。
 こんな風に根気も器用さもないわたくしですが、実は、私のような凡人にも、簡単にスゴイ職人になれる分野があるのダス。それは、「自分を喜ばせる職人」でっす!職人を何かに秀でた人と言うなら、私たちは、日々自分のハートに耳を傾け、自分を喜ばせる名人になれるのであります。なぜなら、自分のことが本当に分かるのは、この世でたった1人、自分自身だけですからね。
 しか〜し、自分を喜ばせると言っても、ハートを喜ばせるのとエゴを喜ばせることは、全く違うのでご用心。例えば、疲れたと思っているのに、この仕事を成し遂げたら自分は喜ぶと勘違いし、ムリな労働をして自分を休ませないのは、ハートからの欲求ではございません。また、ご飯を作るのは面倒だからと、テイクアウトで済ませたり、楽をすることだけが自分を喜ばすことだと思っているのなら、それも大間違い。確かに、エゴと心の声を聞き分けることは、かなり難しいときもございます。
 自分にとって何が大事なのか迷うときは、子どものことを愛している、優しいお母さんをイメージすると良いのです。子どもを愛しているお母さんなら、健康のことを考え、欲しがるだけお菓子を与えたりはしないし、勉強は嫌だと言っても、将来のことを考えて、ヤル気にさせるように導くでしょう。しかし、熱があれば、いくらとりかかっている学校のプロジェクトを終わらせたいと言っても、まず休ませると思うのです。
 こんな風に、体を大事にすることは、自分喜ばせ職人にとって必須条件。そしてさらに、自分が喜ぶことの秘伝をお伝えしちゃいますわよ。自分喜ばせ職人の最も大事なお仕事は、湧き上がった感情をありのまま感じてあげること。例えば、悲しければ思い切り涙を流し、どんな理由にせよ、腹が立てば怒りを感じてあげるのも、大いに自分を喜ばせること。これは、人に怒りをぶつけるのではなく、自分の正直な感情を認め、せめて自分の中で感じるくらいは許してあげようということです。
 たとえ理想とする自分像には程遠く、ヘロヘロで出来の悪い私でも、「ありのまま受け入れるから大丈夫」と私に言ってもらえたら、私たちのハートは天まで昇る勢いで喜ぶはず。さあ、みなさま。今日も「私のプロ」として、自分喜ばせ職人、出動ダスよ!



 

*さら*
プロのハッピーコーディネイターを職業とし、天然ボケ夫とバンクーバーにて愉快で不思議な日々を送っている。
http://uhyouhyoclub.com
   
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